「動物取扱業の適正化について(案)」にかかるパブリックコメントの集計結果
2011年 11月 06日
今夏、多くの方にご協力いただいた
「環境省、動物取扱業の適正化への意見(パブリックコメント)」の集計結果が出たようです。
以下、「ペットビジネスニュース」より転載
動物愛護管理法改正の行方をうらなうとみられるパブリックコメントの集計結果が、10月25日に開かれた第23回動物愛護管理のあり方検討小委員会で公表された。これは、環境省が今年7月28日~8月27日に動物取扱業適正化について公募した国民からの意見(パブリックコメント)の集計結果で、同省の想定を上回る、およそ12万件の意見が寄せられた。
現行のペット販売に大きな影響を与えるとみられる<犬猫幼齢動物を親などから引き離す日齢>については「8週齢未満は禁止」にするべきという意見に約4万件、「何らかの規制を」設けるべきという意見に約2万件、「45日齢未満を規制」するべきという意見に約3万件の意見が寄せられた。また、「業界の自主規制に任せるべき」、「現行基準のまま」でよい、という意見は合計約1万5千件に留まった。
環境省は来年の通常国会で動物愛護管理改正法の改正を目指しているが、ペットの販売方法などで意見が分かれており、このパブリックコメントの結果が注目されていた。同省は「この結果が、そのまま法改正の内容に結びつくのではなく一参考として扱う」としている。
<概要>
1.実施期間:平成23年7月28日~8月27日
2.意見件数
FAX:8162
メール:50767
郵送:62899
3.意見提出者数
個人:122138
団体:246
<寄せられた意見の概要>
(1)深夜の生体展示規制
規制に賛成:54939
規制に反対:119
その他:102
(2)移動販売
規制に賛成:43992
規制に反対:105
その他:151
(3)対面販売・対面説明・現物確認の義務化(ネット販売規制など)
規制に賛成:59786
規制に反対:136
その他:30
(4)犬猫オークション市場
動物取扱業への追加に賛成:58101
動物取扱業への追加に反対:15124
その他:359
(5)犬猫幼齢動物を親等から引き離す日齢
8週齢未満は禁止:43295
何らかの規制を(56日以上など):19099
45日齢未満を規制:31408
業界の自主規制に任せるべき:2464
現行基準のままとすべき:12500
その他:2778
(6)犬猫の繁殖制限措置
規制に賛成:57474
規制に反対:34753
その他:1940
(7)飼養施設の適正化
数値規制に賛成:39983
数値規制に反対:34100
その他:2016
(8)動物取扱業の業種追加
1.ペット葬祭業者
業に加えるべき:37983
業に加えるべきでない:81
その他:569
2.両生類・魚類販売業者
業に加えるべき:36519
業に加えるべきでない:27134
その他:1224
3.老犬・老猫ホーム
業に加えるべき:36082
業に加えるべきでない:22
その他:978
4.動物の愛護を目的とする団体
業に加えるべき:31393
業に加えるべきでない:446
その他:1647
5.教育・公益目的の団体
業に加えるべき:21273
業に加えるべきでない:65
その他:1690
(9)関連法令違反時の扱い(動物登録拒否等)
規制に賛成:41872
規制に反対:7
その他:12
(10)登録取消の運用の強化
強化すべき:45493
現状のままとすべき:8200
その他:527
(11)業種の適用除外(動物園・水族館)
適用除外に賛成:9748
適用除外に反対:25689
その他:51
(12)動物取扱責任者研修の緩和
緩和に賛成:2458
緩和に反対:28403
その他:6686
(13)販売時説明義務の緩和(犬猫以外の小動物などについて)
緩和に賛成:6642
緩和に反対:27949
その他:3150
(14)許可制の検討
許可制を導入すべき:37062
現行のままとすべき:16
その他:13
中央環境審議会 動物愛護部会
第23回動物愛護管理のあり方検討小委員会資料より
この結果を踏まえてどのように改正されるのか、今後も注視していく必要ありです。
「環境省、動物取扱業の適正化への意見(パブリックコメント)」の集計結果が出たようです。
以下、「ペットビジネスニュース」より転載
動物愛護管理法改正の行方をうらなうとみられるパブリックコメントの集計結果が、10月25日に開かれた第23回動物愛護管理のあり方検討小委員会で公表された。これは、環境省が今年7月28日~8月27日に動物取扱業適正化について公募した国民からの意見(パブリックコメント)の集計結果で、同省の想定を上回る、およそ12万件の意見が寄せられた。
現行のペット販売に大きな影響を与えるとみられる<犬猫幼齢動物を親などから引き離す日齢>については「8週齢未満は禁止」にするべきという意見に約4万件、「何らかの規制を」設けるべきという意見に約2万件、「45日齢未満を規制」するべきという意見に約3万件の意見が寄せられた。また、「業界の自主規制に任せるべき」、「現行基準のまま」でよい、という意見は合計約1万5千件に留まった。
環境省は来年の通常国会で動物愛護管理改正法の改正を目指しているが、ペットの販売方法などで意見が分かれており、このパブリックコメントの結果が注目されていた。同省は「この結果が、そのまま法改正の内容に結びつくのではなく一参考として扱う」としている。
<概要>
1.実施期間:平成23年7月28日~8月27日
2.意見件数
FAX:8162
メール:50767
郵送:62899
3.意見提出者数
個人:122138
団体:246
<寄せられた意見の概要>
(1)深夜の生体展示規制
規制に賛成:54939
規制に反対:119
その他:102
(2)移動販売
規制に賛成:43992
規制に反対:105
その他:151
(3)対面販売・対面説明・現物確認の義務化(ネット販売規制など)
規制に賛成:59786
規制に反対:136
その他:30
(4)犬猫オークション市場
動物取扱業への追加に賛成:58101
動物取扱業への追加に反対:15124
その他:359
(5)犬猫幼齢動物を親等から引き離す日齢
8週齢未満は禁止:43295
何らかの規制を(56日以上など):19099
45日齢未満を規制:31408
業界の自主規制に任せるべき:2464
現行基準のままとすべき:12500
その他:2778
(6)犬猫の繁殖制限措置
規制に賛成:57474
規制に反対:34753
その他:1940
(7)飼養施設の適正化
数値規制に賛成:39983
数値規制に反対:34100
その他:2016
(8)動物取扱業の業種追加
1.ペット葬祭業者
業に加えるべき:37983
業に加えるべきでない:81
その他:569
2.両生類・魚類販売業者
業に加えるべき:36519
業に加えるべきでない:27134
その他:1224
3.老犬・老猫ホーム
業に加えるべき:36082
業に加えるべきでない:22
その他:978
4.動物の愛護を目的とする団体
業に加えるべき:31393
業に加えるべきでない:446
その他:1647
5.教育・公益目的の団体
業に加えるべき:21273
業に加えるべきでない:65
その他:1690
(9)関連法令違反時の扱い(動物登録拒否等)
規制に賛成:41872
規制に反対:7
その他:12
(10)登録取消の運用の強化
強化すべき:45493
現状のままとすべき:8200
その他:527
(11)業種の適用除外(動物園・水族館)
適用除外に賛成:9748
適用除外に反対:25689
その他:51
(12)動物取扱責任者研修の緩和
緩和に賛成:2458
緩和に反対:28403
その他:6686
(13)販売時説明義務の緩和(犬猫以外の小動物などについて)
緩和に賛成:6642
緩和に反対:27949
その他:3150
(14)許可制の検討
許可制を導入すべき:37062
現行のままとすべき:16
その他:13
中央環境審議会 動物愛護部会
第23回動物愛護管理のあり方検討小委員会資料より
この結果を踏まえてどのように改正されるのか、今後も注視していく必要ありです。
by asian_cat
| 2011-11-06 22:36
| 考えること