人気ブログランキング |

猫っかわいがりですが、ナニか?


by asian_cat

寄生虫と自己免疫疾患

ご無沙汰でございます。

10月20日に1回目の「免疫グロブリン大量静注療法 (IVIg療法)」が終わり

10月28日に退院してからすでにひと月チョイ。

今のところは手のしびれや脱力や筋力低下もなく普通に生活しちょります。

みぃたんの怒濤のチッコテロもようやく治まり、やっと健康と平和が戻ってきた我が家。

あぁ〜 幸せだなぁ〜( ̄▽ ̄)




突然ですが、いま読んでる本。
d0078350_1939101.jpg

「寄生虫なき病」モイセズ ベラスケス=マノフ (著), 赤根 洋子 (翻訳), 福岡 伸一 (解説) <文芸春秋>




まずこの表紙

何でしょねぇ... 気味悪いですねぇ... 気持ち悪いですねぇ... 。

これはねぇ 「アメリカ鉤虫(こうちゅう)」 という寄生虫でしてね

アメリカ本土でもすでに撲滅された鉤虫なんですが

しかしコイツが「難病患者のアイドルになるんじゃね?」という(←ウソw)

自己免疫疾患界(?) ではいま注目の的なんですってよー。

しかもねぇ コイツねぇ 話題のコレに似てまして。
d0078350_19374715.jpg

「マッサン」に出てくるポットスチル(笑)

ねっ? 似てるっぺ?(>▽<)

マッサンでポットスチルが出てくるたびに



 「出た〜 寄生虫〜(笑)」



と、我が家では笑いを誘っております(ゴメンね、マッサン )




さてさて、ナゼにこの気持ち悪いアメリカ鉤虫が注目されてるのかというとですねー

都市部では珍しくなりましたが

いまだコイツのような寄生虫や微生物に感染する地域では

自己免疫疾患なんて病気は確認されてない、という事実に注目されてるからです。

アマゾンの原住民を調べたデータによると

彼らは 「マラリア」 「赤痢」 「コレラ」 など寄生虫や微生物に起因する病気の感染率は高いが

「アトピー」 「花粉症」 「関節リウマチ」 「糖尿病」 など

ぜいたく病とも言われる都市型の病気の罹患率はほぼゼロなんですって。

そしてマラリアが異常に多かったイタリアのとある島では

マラリア感染を媒介する蚊の駆除をしたところ

マラリアがなくなった代わりに

自己免疫疾患である難病の 「多発性硬化症」 が劇的に増えているというデータが報告されているらしい。




ということは、




寄生虫や微生物に感染するのが当たり前という認識で受け継がれた遺伝子が

それらがなくなった事で免疫システムのバランスを崩し

暴走しだした結果が自己免疫疾患の発症である、という仮説ができるわけですよー。




これってちょっと面白くね?(・∀・)




んで、自己免疫疾患を患ってるこの本の著者が

この表紙になってる寄生虫のアメリカ鉤虫を自身の身体に取り込む、という実験をしてます。

まだ途中までしか読んでないんだけど続きが楽しみ〜♪




もしもこの仮説が正しければ

いままで原因すら分からなかった難病のメカニズムも解明され

根治療も可能になるかもしれないんですよー!

ワクワクしますねぇ〜♪ o(>▽<)o




でも寄生虫感染はイヤです!




ネコのウンチから出てきた回虫や条虫を見たことある人なら分かるっしょ?

あんなのが自分の身体に住んでるなんて考えただけでもゾ〜〜〜〜〜ッとしますわ... 。
by asian_cat | 2014-12-07 21:29 | 慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)